本日は、勉強会の後、お疲れのところ、ありがとうございます。

最初に自己紹介をお願いします。

千葉県から参りました小野浩二郎です。28歳です。結婚して子供が2人います。趣味はバスケットボールとカメラ、それから海外旅行です。

 

ご自分のお子さんのどんなところが好きですか?

えーと、全部好きですね(笑)。父親になって間もないですが、いままで味わったことのないような経験や感情を抱くことが多く、子供のおかげで毎日が充実しています。ありがたいですね。

 

続いて、千葉県こども病院の紹介をお願いします。

現在、千葉県の県立病院の一つである千葉県こども病院に勤めています。3年前までは同じ県立病院の千葉県立佐原病院に勤めていました。千葉県立病院は6施設あります。県立病院にはそれぞれ役割があり、佐原病院は医療過疎地の中核医療を果たし、こども病院は千葉県全域の小児医療の最後の砦として一般の病院では対応しきれないこどもの疾患や病気に対応します。その他の施設はがんセンターや循環器病センター等があり,千葉県内の一般病院では担いきれない医療を地方自治体の医療機関が担っています。

 

仕事内容、大変なことを教えてください。

医療の現場なので、患者さんとのかかわりや検査対応,すべての仕事が緊張の連続です。緊張感を持って仕事に取り組まなければ重大な失敗につながってしまうので,仕事に対して緊張感を維持することが大変ですね。

 

仕事をするうえで、緊張を高めるために意識していることはありますか?

意識をしていても緊張を保ててないときがあるので、失敗したときに引き締められます。

 

仕事をしている上で嬉しかったことを教えてください。

たくさんありますね。最近嬉しかった出来事は、うちの病院にかかっている2歳になる女の子なんですけど、レントゲン検査がないのに、レントゲン検査があると思ってウキウキしていたら、ないってわかった途端に号泣していて。どうしてレントゲン検査でウキウキしていたかっていうと、「僕に会いたかった」っていう、すごく可愛い患者さんがいました。

あとは高校生の女の子で、僕のことを興味持ってくれている、そういう年頃なのもあると思うんですけど、「放射線技師になりたいです!」って言ってくれる患者さんがいました。

「今までの病院では経験できないようなこと」が千葉県こども病院では起こるので、とても面白いなと思っています。

 

こども病院に転勤になった経緯について教えてください。

実は、こども病院に勤めたかったわけではないんです。以前所属していた県立佐原病院にいたときに、大学院に進学したいと思ったのですが、佐原病院の立地上、仕事を続けながら大学院へ通うことができなかったんです。そこで、移動希望を聞いて頂き,現在のこども病院に赴任になったというのが経緯です。

 

赴任当初から小児医療に興味があったのですか?

小児医療の分野に全く興味なかったですね。自ら望んで小児医療に熱い気持ちを持って赴任したわけではありません。

 

 

千葉県こども病院 診療放射線技師 小野浩二郎氏 ②へ