本日は、お忙しい中、多くの方に集まっていただきありがとうございます。

まず、株式会社Fablicとはどういう会社ですか。教えて下さい。

(中畑さん)Fablicは日本で初めて、「フリル(FRIL)」(現ラクマ)というフリマアプリを作った会社です。

(※インタビュ―時はフリルとラクマが統合する前でした。)

Fablicは5つのコアバリューを大事にしていますが、5つのコアバリューの中でも「ユーザーファースト」をすごく大切にしている会社です。Fablicのカスタマーサポートは80名くらいいるんですけど、そのほとんどはFRILユーザーから採用していています。カスタマーサポートだけでなく、デザイナー達、ディレクター達、エンジニア達も、作ったものをすぐフィードバックして「ここがいいよ」「ここが使い勝手がいいよ」などと数字だけでなく実際にユーザーさん達の声を聞いてサービス作りをする形で改善をしています。

5つのコアバリューのうち、2つがコミュニケーションに関わる内容が入っているのが特徴です。1つが「思っていることをオープンにする。ちゃんと思っていることをみんなに伝える。」ということです。会社の情報も人事の私がびっくりするくらいオープンです。いろいろな情報に社員がアクセスできるようになっているので、社員が自分の知りたい情報がすぐ見られるようになっています。

もう1つは「思いやりを持つこと」です。コミュニケーションをとるとき率直にものを伝えるだけでは、攻撃的になってしまったり、意図したものが伝わらなかったりしますよね。「相手がどんな風に思っているか知った上でちゃんとコミュニケーションをとりましょう」と、配慮とか思いやりを持つことを大事にしています。

 

社員の皆さんの男女比や年齢層を教えてください。

(中畑さん)職種によって様々です。エンジニアだと男性が多いんですけどデザイナーだと女性が多いと思います。全従業員でいうと、CS(カスタマーサービス)が80名女性なので、2:8で女性が多いです。社員で一番若いのは22歳で、平均すると30歳前後くらいです。

 

一番長い人はどれくらいですか。

(中畑さん)創業者が一番社歴が長く、6年です。一番年上の人は42歳ですね。でも年齢は気にせずにフラットに仕事しています。年功序列の会社ではないです。

 

社長さんも同じような感じですか。

(中畑さん)創業者とも普通に意見を交換するし、社長室もないので、社長ってわからないと思うくらい貫禄はないです。社長と創業メンバーが双子で。そもそもまず、社長って呼ばないですね。みんな名前で呼び合ってフラットな感じです。

創業メンバーの4人は、前職の同期でサークルのようなフラットな関係でした。そこから知り合いに声をかけ、Fablicが大きくなってきたので、今でも縦の関係はなく、ざっくばらんに話をする環境があります。

 

一日の主な仕事内容を教えてください。

(佐藤さん)私は技術職では無くて、肩書きでいうと、ビジネスディベロッパーみたいな仕事をやっていて、事業企画みたいなところですね。例えば、他社と提携して新しいサービスやりましょうと話を進めて、そのプロジェクとを進めるところまでやったりだとか、実際に売り上げとか数字を日々追っていたりとか。

 

営業だけでは無いんですね。

(佐藤さん)そうですね。FRILの場合は特にサービスをどこかに売っている訳ではないので営業はほぼ無くて、新しいサービスとして考えることが主な業務になっています。

あとは、マーケティングの仕事も一部やっていて、ユーチューバーの方とかモデルさんと組んでFRILに出品してもらう企画を立てています。総合職という感じなんですけど、人数が少ないので結構幅広く仕事をしています。

 

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