一日に何件くらいの取引が成立しているんですか?

(金山さん)可能な範囲でしかお伝えできませんが、FRILのアプリのダウンロード数は1000万ダウンロードを超えたのもあり、取引も多く、右肩上がりで増えています。次々と商品が更新されるので、新しいものが売れていっている状況です。夜の10時あたりに出品すると売れやすいですよ。

 

楽しい話が多いですが、ちょっとこれ大変だったよな~とか、つらかったことやきつかったことはありますか?

(金山さん)表裏一体ですね。頑張ってやったものが評価として帰ってくるので。

(佐藤さん)具体的には、お客様への告知ブログとかを書いているときには自分には能力が足りなくてきついなと感じることがあります。いろいろな方に添削をしてもらっていざリリースをしてユーザー様にわかりやすいものが書けたとわかると、よかったなという気持ちになります。

 

ここぞという企画があまり伸びなくてへこんだことなどはありますか?

(佐藤さん)マーケティングで芸能人やモデルさんなどに出品してもらう企画があるんですけど、芸能人の方って結構気分屋で、「この時間に告知してください」という確約をしてもぜんぜん告知してくれなかったり、告知して欲しい内容が全然違ったりするんですよ!そういうので数字が変わってきてしまうので、落ち込みますね。

(金山さん)会社全体として、何事も大きなミスをする前に小さな規模で検証していこうという流れがあり、これは絶対に数字が上がるだろうと思っていざ検証してみると見事に数字が下がったことがあります。

 

そういうのって元に戻すと(数字が)上がるんですか?

(金山さん)戻りますね!!!Webは反応が早いし、戻すのも簡単なのでいつもWebで検証しています。そういうのは本当に落ち込みます。月で見るとそこだけグラフがカクンと下がっていたりします。でもそういうことがあってこそ、よりユーザー目線でものを考えるようになりますね。

 

ユーザーからフィードバックを集める工夫はしているんですか?

(見上さん)FRILの機能を作るときにWebデザイナーが作るのですが、作るときにユーザーアンケートを用いてカスタマーサポートから(カスタマーサポートは全員FRILユーザーなので)意見を聞くこともあります。

 

そうするとコアなユーザーの意見ばかりになってしまうのでは?

(見上さん)それはカスタマーサポート以外にもフラットにアンケートなどを配信したりして聞いています。また、ディレクターさんなどはユーザーさんに電話をしたりしています。

 

FRILって海外展開していますか?

(佐藤さん)していません。弊社の姉妹アプリのラクマでは台湾などでもリリースされています。

 

これから海外に展開することは考えていますか?

(佐藤さん)100%ないとは言えないですがまだわかりません(笑)

 

逆に言うとまだまだ日本でやらなくちゃいけないことがあるということですね。

(金山さん)そうですね。まだまだやらなくちゃいけないことがたくさんあります。

 

 

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